神道式の葬儀-2

神道式の葬儀-2

神道式の葬儀、遷霊際と葬場際

神道は古来の習俗から自然に発生した民族宗教なため、儀式が全国で統一されているわけではありません。だいたいの共通している大まかな流れについてご説明します。

まず故人の御霊を、遺体から霊璽(れいじ「仏式にあたる位牌」)と呼ぶ御霊代(みたましろ)にうつす儀式を、暗くした会場で行います。夜間に行うのが本式の作法で、これを【遷霊祭(せんれいさい)】と呼びます。遷霊祭の流れは以下の通りです。

1.斎主・祭員入場 
2.司会者開式の辞 
3.修?(しゅばつ・しゅうばつ)の儀。神職が大麻(おおぬさ・榊の枝に布を取り付けたもの)を用いて神饌、玉串、斎主、喪主、参列者を祓い清めます。 
4.遷霊(せんれい)の儀。故人の御霊を霊璽にうつします。 
5.遷霊祭詞奏上(せんれいのりとそうじょう)。故人の略歴、功績、人柄を讃え、今後は祖霊となって遺族を見守ってくださるように祈ります。 
6.斎主・祭員退場 
7.閉式の辞。

お参りは、仏式の焼香にあたる「玉串奉奠(たまぐしほうてん)」が行われます。 玉串は神霊を迎える依代であり、祈る人の気持ちをこめることによって、霊性をあわせる仲立ちとしての役割があるといわれています。神主から玉串を受けたら、御霊前の案(あん:台のこと)の前まで進み、軽くお辞儀をして玉串を案の上に置きます。

この時玉串は根本が御霊前の方を向くように置きます。 次に、二礼二拍手一礼ですが、この時の拍手は、「忍び手」といい、音を出さないようにします。 次に軽くお辞儀をして元に位置に戻ります。神道式の場合、もともとは「遷霊祭」と「通夜祭」のふたつに分かれていたのですが現在では同時に、内容を織り交ぜて行うことが通常となってきているようです。

さて、仏式の葬儀・告別式にあたる【葬場祭】では、斎主が祭詞を奏上し、参列者が玉串奉奠をするといった流れです。 

1.斎主・祭員入場 
2.開式の辞 
3.総拝 
4.献饌(けんせん)の儀。故人の御霊に饌(せん「食事」)を差し上げる儀式。 
5.奉幣(ほうへい)の儀。故人の御霊に衣服を差し上げる儀式。 
6.祭詞奏上。故人の略歴を神道の作法のもとに読み上げます。 
7.誄歌(るいか)奏楽。故人を慰めるしのびうたを奏楽します。 
8.弔辞拝受 
9.玉串奉奠(たまぐしほうでん) 
10.撤饌(てっせん)の儀。故人の御霊に差し上げた食事を下げます。 
11.総拝 
12.斎主・祭員退場 
13.閉式の辞。やはり仏式とはまた違った、身の引き締まるような厳かな雰囲気の葬儀となるようですね。

町田 不動産
町田 ゴルフスクール

Calendar