エンバーミングとは

エンバーミングとは

遠方からの遺体の運搬などに役立つエンバーミングとは

エンバーミングという言葉を聞いたことがありますか?

日本での本格的なエンバーミングは1988年に開始されました。事故・災害遺体や解剖後の遺体の修復においては必要性の認識が高まりつつあります。

エンバーミングはもともとは、古代エジプトのミイラ作りに起源をもつ遺体の防腐処置のことだそうです。エンバーミング歴史を追うと、普及は19世紀後半のアメリカにおける南北戦争がきっかけだったそうです。戦死者を遺体のまま故郷に移動させるという必要性があったからです。

また、直後に暗殺されたリンカーン大統領にエンバーミングが施され、その効果を人々が目にしたことから北米では急速に普及したそうです。その後19世紀末には“脈管法”と呼ばれる、現在のエンバーミングにつながる技術が開発されました。いまでは北米の9割の遺体に対してエンバーミングが施されるまでになっています。

北欧・英国でも約7割に施されるなど国際的に一般的な遺体処置の方法となっているのです。海外へ遺体を送るときには、原則としてエンバーミングする必要がありますからね。エンバーミングの効果として、体内を固定して滅菌して公衆衛生上安全な状態にするとともに腐敗を止められるので、顔などを整え修復することができ、遺族の心情を和らげ、心のゆとりをもって故人と対面できるという、遺族側の精神的なケアにも役立っているようです。

ただし完全にリアリティを消すという時点までは難しいのが現状です。エンバーミングの施術手順は以下の通りです。

1:脱衣後、全身を確認し損傷部位がないかを調べます。
2:全身をスプレーで殺菌し、洗浄、洗髪。
3:口腔などの殺菌
4:髭剃り。
5:口を縫合し、閉じて形を整え、目にアイキャップを挿入し、形を整えるなどして顔を整えます。
6:4.腹部に約1cmの穴を開け、体表近くの動脈と同部位の静脈を剖出。動脈にエンバーミングマシーンに繋がる注入管を連結、静脈には排出管を連結。
7:防腐前液の注入と血液の排出。
8:メチルアルコール、ホルマリンなどからなる防腐固定液を全身をマッサージしながら全身に行き渡らせるように注入。この薬剤には色素などが配合され遺体の表情に赤みを与える効果があります。
9:体腔の一部を小切開し、内容物を排出し、防腐液を注入。
10:切開部の縫合。
11:全身の洗浄。
12:修復を必要とする部位の修復。
13:遺族の持ち込みや希望する服を着せて化粧を施して納棺します。

エンバーミングの施術によって、注入される薬剤の濃度や量にもよりますが数日~2週間程度までは常温での保存が可能になるそうです。

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