神道について

神道について

仏教と同じように宗派が存在する神道について

日本の宗教のひとつにある神道(しんとう)は、多くの宗教には珍しく“神教”とはせず“神道”とされています。太古の日本から信仰されてきた固有の文化に起源を持つとされる伝統的な民族信仰の宗教です。

精神生活を基盤として豪族層による中央や地方の政治体制と関連しながら徐々に成立しました。鎌倉時代には伊勢の神官たちによって研究が始まり、江戸時代へと継承されました。そして江戸時代中期以降、国学の発達とともに、儒教、仏教などの影響がないものを“純神道”や“古神道”“皇道”“大道”“本教”“神(かん)ながらの道”と称しました。

神道には明確な教義や教典がなく“古事記”“日本書紀”“古語拾遺”“宣命”といった「神典」と称される古典を規範としています。“日本書紀”の第三十一代用明天皇の条に、「天皇信仏法尊神道」(天皇は仏法を信じ、神道を尊びたもう)とあり、これがわが国の文献上での初出だそうです。

現在では、日本民族の伝統に従って神を祀り、これに基づいて生活するところの精神的営み、と定義づけされています。仏教はおもに個人の安心立命や魂の救済、国家鎮護を求める目的で信仰されてきたのに対し、神道は神話に登場する神々のように、地縁・血縁などで結ばれた共同体(部族や村など)を守ることを目的に信仰されてきたという点で大きく違いがあるようです。

神道にも、仏教と同じように宗派が存在します。神社神道、教派神道、国家神道、宮廷神道、学派神道の5つです。神社神道とは、その土地の神社を中心に、祭りその他の行事を通して氏子との地縁的な結びつきを基礎とする神道です。

教派神道は、明治時代に教導職が廃止されて神道の布教ができなくなった時に神道から分かれて独立した宗教で、組織的な布教活動をする神道の13の派、教派神道十三派のことを言います。教派神道十三派は、神道大教、黒住教、神道修正派、出雲大社教、扶桑教、実行教、教派神道大成教、神習教、御嶽教、神理教、禊教、金光教、天理教。

この中でも教派神道と神道系新宗教とを区別する場合には金光教、天理教などは教派神道省かれます。国家神道は、明治維新から第二次世界大戦までの日本で、政府の政策により保障、支援、保護監督した国家的な神道宗教です。国民をまとめるために国民に強制した形のものでした。

宮廷神道は、賢処(かしこどころ)、神殿、皇霊殿の宮中三殿のほか、山陵、御陵墓などの皇室の祭祀を中心とした神道です。

学派神道は、諸神道の中の一で、理論神道とも呼ばれ、神職に限らず、古典や祭祀を中心に神道理論、神道神学など、神道の理論化・体系化を目指し集団をなす学者の説いた神道説です。中世から近世にかけて、伊勢神道、古田神道、儒家神道、吉川神道、垂加神道、復古神道などがあります。

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